ご  挨  拶

~51年目からの新たな歴史を創りだす豊津西中学校~

 

校長 森田 直樹

 

陽春の候、保護者、地域の皆様方におかれましては、ご健勝のこととお慶び申し上げます。また、平素は、本校の教育活動にご理解、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

今年度も、生徒たちが「行きたい」、保護者や地域の方々が「行かせたい」と思う、信頼される学校づくりを目指して教職員一同、全力で取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。本年度の生徒数及びクラス数は、中学校生活に期待と夢を抱き入学してきた、第51期生125名を加え、全校生徒数は383名となります。クラス数は支援学級5クラスを加えた合計16クラスです。

本校は教育目標、

(1) 学校の主人公である全ての子どもたちに居場所のある学校
(2) 子ども・保護者・地域から信頼される学校
(3) あらゆる教育課題に組織「チーム豊西」として対応する学校

を掲げ、すべての教職員の協働体制(「チーム豊西」)のもと、常に学校の使命やあるべき姿について考えるとともに、「子どもたちの最善の利益」が何であるのかという観点に基づき、「生徒まん中豊西」となるよう、全力で教育活動に取り組んで参ります。

さて、今年度の始まりである入学式・始業式にて、次の3つの事について話しをしました。

1 『互いを認め合い、高め合える集団を目指してください。』

2 『コミュニケーション力の育成』

3 『主体的に学ぶ姿勢を養う、三年間にしてください』

始業式では、上記に加え、下記の『3つのわ(和・話・輪)』を大切にした学校生活を送って欲しいと話しました。

和(なごむ)…クラスが和む場になるようにしてください

話(はなす)…コミュニケーションを取り合い、お互いの気持ちを伝えあってください。

輪(つながる)…そしてクラス・学年が繋がり、古江台中学校全体が大きな輪となり「質の高い集団」に育ってくれることを期待しています。

ところで、今年度は51年目からの『豊西創造』元年となり、新たな豊西の歴史を創っていくスタートの年でもあります。校舎にも掲げてある創立50周年記念スローガン、「Let’s fly toyonishi!」のとおり、今まで諸先輩方が創り上げてきた伝統を継承しつつ、新たな豊津西中学校の歴史の創造が求められています。ここ数年で、学校を取り巻く教育環境が激変しました。また、社会情勢も、今までの常識が通用しなくなってきています。このような時代を生きる生徒たちに、今後様々な教育活動を通じて、「レジリエンス力(さまざまな環境・状況に対しても適応し、生き延びる力)」をつけてまいりたいと考えております。

最後になりましたが、保護者・地域の皆様、今年度も、引き続き本校の教育活動にご理解・ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。