幼稚園長のあいさつ

 古江台幼稚園は、昭和43年(1968年)に創立されました。吹田市の北部、千里ニュ-タウン北地域に位置 し、園周辺には、はぎのき公園をはじめ千里中央公園、万博公園等緑豊かな公園があり、自然環境や遊び場に大変恵 まれています。(現在は古江台小学校内に移転中です。)

 クラスは年中児・年長児混合の異年齢で編制されています。生活を共にすることで、年中児は、年長児のすること にあこがれて「やってみたい」と意欲をもち、年長児は年中児に認められることで自信をもち、よりたくましく優し い気持ちを育むようになります。

 保護者の方々とは、毎日の送迎時などに、子ども達の様子を伝えあうことができ、家庭との連携を充分とる中で、 子ども達の成長を一緒に育むことができます。また、子育て支援の一環として、弁当日には降園後3時間の預かり保 育を実施し、保護者の方々のニーズに応えています。

「地域に根ざした幼稚園」として、近隣の保育園の子どもたちと交流をもったり、学生ボランティアを積極的に受け 入れ、地域の方々に園に来ていただいて「絵本の読み聞かせ」や「おもちゃ作り」なども行っています。子どもたち がたくさんの人と出会い、かかわる中で、人のあたたかさやぬくもりを感じ、子どもも保護者も一緒に大きく育つ幼 稚園生活を大事にしていきたいと思っています。

 平成27年度4月から「子ども・子育て支援新制度」がスタートしました。それに伴い、古江台幼稚園は平成30 年度より、北千里保育園と統合し、幼保連携型認定こども園として運営されることになっています。新園舎建設の間 は、古江台小学校内で過ごします。同じ敷地内で生活できることを活かし、小学校の体育館や運動場、プールで遊ん だり、給食を食べたりして、よりいっそうの交流を深め、入学に向けてのなめらかな接続を考えています。

 子どもたちは、“今”を一生懸命生きるとともに、遊びの中からいろいろなことを学んでいます。幼稚園は、幼児 期にこそ大切な遊びを中心に、子どもたちの心豊かな成長を願いながら、保育をすすめています。子どもたちや保護 者の方々が“幼稚園って楽しいな!”と感じ、“友だちっていいな!”“明日も行きたい”と感じる幼稚園になるよ うに、そして、何よりも子ども一人ひとりの顔が生き生きと輝くように保育をすすめていきたいと思っています。

 

園長  堂野 綾子

4歳、5 歳、一緒のクラスでたのしいな

うれしいな、すごいな、くやしいな…
年齢の異なる子どもたちが自然にかかわり、さまざまな感情体験をする中で、集団生活のルールを知り、協調性や社会性、責任感 が育ちます。

 

はなし・ 絵本、だーいすき

「きょうのお話なあに?」絵本の読み聞かせは心の栄養…見て、聞いて、感じて自 分の世界を広げ、想像力を育みます。絵本の貸出もしています。

 

うさぎも虫 たちもなかよし

うさぎ、ちょうちょう、バッタ、だんごむし、幼虫… も
みんなともだち。友だちと一緒に世話する活動を通して、「命の尊さ」を感じ、「やさしい思いやりのある心」が育ちます。

 

様々な人と のふれあい

保育園児、小・中・高・大学生、おじいちゃん・おばあちゃん…様々な世代の人々 とのふれあいを通して、優しい気持ちや相手を敬う気持ちが育ちます。

 

みんなで育 てた野菜おいしいな

まめ、きゅうり、ピーマン、トマト、たまねぎ、じゃがいも、さつまいも、季節の野菜などを育てています。子どもたちは世話す る中でいろいろなことに気づ き、豊かな感性が養われます  

 

どろんこあ そび、みずあそび、おもしろいな

「ごちそうつくろう」「おだんごつくろう」…子どもたちはどろんこ遊 び、水遊びが大好き。考えたり工夫したり試したりしながら、おひさまのもとで土や砂、水とふれあって遊ぶ楽しさを味わいま す。

 

自然と一緒 にあそぼう

お散歩、虫とり、どんぐりひろい、園外保育など、緑いっぱいの自然の中でのびのびと遊びます。
わくわく、ドキドキ、いろんな出会いがあって心が動き、好奇心や探究心を抱きます。