みんながみんなでみんなをおもろくする学校

                  校長 佐藤 忍

 令和6年度(2024年度)が始まりました。

 本年度は、

  3年生(第51期生)が142名、

  2年生(第52期生)が135名、

  3年生(第53期生)が141名、

  全校生徒は418名 となり、

 クラス数は各学年とも4クラス、支援学級4クラス、

 合計16クラスとなります。

 

 3年生は中学校生活最後の1年へ。

 2年生は先輩としての姿が求められる1年に。

 1年生は小学生から中学生になる1年です。

 

 クラス数が昨年度から減少したこともあり、

 教職員の数が減ってしまいましたが、

 令和6(2024)年度は、

 教職員一同、以下の目標を全員で進めてまいります。

 

 さて、本校の教育目標は、

  1 自主・自立の精神を養い協力実践する生徒の育成

  2 豊かな心を持ち、身体的・社会的に健康な生徒の育成

  3 基礎的な学力を身につけ、勤労を尊び、創造性豊かな生徒の育成  です。

 

 この教育目標を元に、今年度は、

 さらに具体的に2つの目標を立てました。

 1つは、「主体的に考え、行動し、自立できる社会人となる」こと。

 もう1つは、「みんなが、みんなで、みんなをおもろくする学校」です。

 

 中学校を卒業するまでの目標が、

 「主体的に考え、行動し、自立できる社会人となる」ことです。

 自立とはいったいどういうことか。

 まずは、自分で「ああしよう」「こうしよう」と考えられること。

 つまり、それぞれで、それぞれに目標を持つことです。

 その上で、今、どうするべきなのかを実践できることです。 

 

 入学式や始業式などの式典では、どんな姿がその場に必要なのか。

 避難訓練の時は先々のことを考え、どんな態度で臨めばいいのか。

 考えて、考えて、今どうするべきか、

 その答えをそれぞれが導き出せるような力を育てたいと考えています。

 

 次に「みんなが、みんなで、みんなをおもろくする学校」についてです。

 こちらは、令和6(2024)年度、まずは1年間の目標です。

 

 この「みんな」は、学級や学年の仲間、学年が違う先輩・後輩、

 保護者といった家族、親戚だけではなく、古江台中学校に関わる人たち、

 それがここでいう「みんな」です。

 

 それぞれが思うこと、考えること、できること、できないことは違います。

 それぞれのアプローチの仕方で、

 どうしたら「みんなが、みんなで、みんなをおもろくする学校」になるのか。

 「おもろくする」ことができるように、

 それぞれの、たくさんの力を発揮してもらいたいです。

 

 ただし、けっして、自分だけが「おもろく」ではなく、

 「みんなを」を目指せるようになってほしいと思います。

 1年後、どんな「おもろい学校」に「みんな」が変えられるのか、

 とても楽しみにしています

 

 また、すべての教育活動において、

 「主体的」で「対話的」であることも

 昨年度から継続して行ってまいります。

 「主体的」な活動については前述しましたが、

 「対話的」とは、お互いの考え方や思いを確認し、

 理解し合った上で課題に向き合うこと。

 生徒たちが成長し、自立する力をつけていくことを中心にし、

 保護者の皆様、地域の皆様も含め

 対話を重ねて行きたいと思っております。

 どうぞ今年度もよろしくお願いいたします。

  

  ※今年度も学校ブログ「古中日記」を主に月初め、中旬ごろに更新しています。

   学校での様子をぜひご覧ください。